明日19日にかけて九州~東北は警報級の大雪・暴風雪 関東も山は大雪 平地も積雪か

2025年3月18日(火)17時57分 tenki.jp

明日19日にかけて強烈な寒気や2つの低気圧の影響で、九州から東北まで大気の状態が非常に不安定。警報級の大雪や警報級の暴風雪となる所もあり、荒れた天気に。関東は今夜遅くから雨や雪が降り、山沿いでは大雪の恐れ。平地でも雪が降り、場合によっては積もる恐れも。

九州北部に暴風警報・暴風雪警報 西日本の太平洋側にも雨雲・雪雲

今日18日は、上空に寒気を伴った低気圧「寒冷渦」が西日本に接近し、上空には平年より大幅に低い寒気が流れ込んでいます。
この影響で、九州や中国、四国では断続的に雨が降っていて、標高の高い所では雪が降っています。
さらに、雨や雪だけでなく、沿岸部を中心に風も強まっています。午後4時30分までの最大瞬間風速は鹿児島県種子島で午後3時20分に28.2m/s(西の風)、枕崎市で午後4時2分に26.2m/s(西の風)などを観測し、横殴りの雨になっている所があります。
午後5時現在、福岡県、佐賀県、長崎県の沿岸に暴風警報、山口県の沿岸に暴風雪警報が発表中です。

強烈寒気と2つの低気圧で大荒れ 予想される雪と風

明日19日にかけて、紀伊半島沖にも新たに低気圧が発生し、発達しながら東へ進むため、広い範囲で影響を受ける見込みです。
西日本から東日本の上空約5500メートル付近には、氷点下36度以下という平年よりも10度以上低い、強烈な寒気が流れ込むでしょう。
九州から東北まで広く大気の状態が非常に不安定となり、雨や雪、風が強まり、荒れた天気となりそうです。明日19日にかけては、中国地方から関東北部、東北南部にかけて警報級の大雪となる可能性があり、中でも栃木県では大雪警報が発表される可能性が高い見込みです。
さらに、鳥取県や千葉県から宮城県の沿岸では警報級の暴風や暴風雪となる可能性が出ています。
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
中国地方 20メートル(30メートル)
九州北部地方 20メートル(30メートル)
19日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北地方 23メートル(35メートル)
関東地方 23メートル(35メートル)
中国地方 23メートル(35メートル)
九州北部地方 20メートル(30メートル)

関東 今夜〜明日19日朝 山沿いは大雪 平地も積雪の恐れ

関東は今夜遅くから明日19日朝にかけて、広い範囲で雨や雪が降る見込みです。
山沿いを中心に大雪となる恐れがあり、北部を中心に平地でも雪が降り、積もる恐れがあります。
今日18日午後6時から明日19日午後6時までに予想される24時間降雪量(関東甲信・多い所)
関東地方北部の山地 40センチ
関東地方北部の平地 8センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 15センチ
関東地方南部の平地 1センチ
甲信地方 30センチ
南部では雨の所が多いですが、箱根から多摩地方や秩父地方にかけては雪が降り、積雪となる可能性があるでしょう。南部の平地でも場所によってはうっすらと積もる可能性もあります。
山沿いは大雪となり、沿岸部は風が吹き荒れるため、交通に乱れが出ることも考えられます。
今夜から明日19日朝、車を運転される予定のある方は、最新の情報に注意し、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

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