冬型強まり全国的に北風吹き荒れる 北日本は吹雪に警戒を
2024年3月18日（月）10時55分 ウェザーニュース
2024/03/18 10:34 ウェザーニュース
今日18日(月)は冬型の気圧配置となり、全国の広い範囲で強い風が吹いています。寒気が流れ込んでいるため北日本では雪になっている所が多く、吹雪に警戒が必要です。
瞬間的に25m/sを超える風
昨夜から今朝にかけて北海道付近を通過した低気圧が東の海上に抜けて、北日本、東日本を中心に冬型の気圧配置が強まっています。西から張り出す高気圧と低気圧との間の気圧差が大きく、全国的に北寄りの風が強い状況です。
10時30分までの最大瞬間風速は北海道奥尻町で28.9m/s、栃木県日光市・奥日光で28.4m/s、宮城県白石市で26.8m/sなど北日本や関東で25m/sを超えている所があります。
北日本の日本海側や北海道のオホーツク海側は雪も強まっていて、10時までの3時間には北海道滝上町で11cm、秋田県湯沢市・湯の岱で9cm、青森県青森市・酸ケ湯で8cmの新たな雪が積もりました。北海道や東北には暴風警報、暴風雪警報が発表中です。
東日本、北日本は午後も強風が続く
今夜には高気圧が西日本に中心を移してくるため、冬型の気圧配置は長くは続きません。それでも東日本や北日本は午後も強い風が吹き、瞬間的には25m/sを超えるような暴風のおそれがあります。
強い風の影響で鉄道は運転見合わせや遅れなどの影響が出ていて、高速道路も一部の区間では速度規制が行われている状況です。移動の必要がある場合は普段よりも時間がかかることを考慮し、余裕をもって行動をしてください。
また、飛来物や停電などのおそれもあります。晴れている太平洋側は空気が乾燥しているため、火の取り扱いにも注意が必要です。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
関連記事（外部サイト）
