あすは日本海側で気温急降下 海は大しけ 春の嵐に
2020年3月19日(木)16時46分 tenki.jp
あす20日(金)は、全国的に北または西よりの風が強く、春の陽気から一転、大幅に気温の下がる所も。北海道や東北、北陸では春の嵐になりそう。暴風や高波に警戒を。
全国的に北または西よりの風が強い 海は大荒れ
あす20日(金)は、低気圧が日本海を発達しながら北東へ進む見込みです。日本付近は等圧線の間隔が狭く、北または西よりの風が強く吹くでしょう。北海道と東北の日本海側や北陸では、海上を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒して下さい。
あすの最高気温、きょうより10度以上下がる所も
きょう19日(木)は全国的に気温が上がり、前橋からソメイヨシノ開花の便りが届きました。最高気温は、札幌10.9度、東京と大阪はともに22.0度、福岡23.6度など、平年より大幅に高くなった所が多くなりました。特に、北陸や山陰などの日本海側では、南よりの風が山を越えて吹き降りるフェーン現象によって気温が上がり、最高気温は富山24.1度、金沢23.0度、新潟20.8度、松江23.7度など、今年初めて20度を超えて初夏の陽気となりました。(最高気温は午後3時までの値)
ただ、あす20日(金)は、風向きが北または西よりに変わり、最高気温はきょう19日(木)より下がる所が多くなりそうです。金沢と新潟はともに12度の予想で、きょう19日(木)より10度前後低いでしょう。寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないように気をつけて下さい。