「臭すぎる」韓国の発酵食品「チョングッチャン」 キムタクも食べた珍味

3月20日(月)9時0分 J-CASTニュース

1パック300円ほど

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納豆に似た「チョングッチャン」と呼ばれる韓国の発酵食品が、にわかに注目を集めている。チゲなどに混ぜ込む、味噌のような食べものだ。


韓国紙の報道をきっかけに、納豆との違いや健康効果がクローズアップされている。今回、J-CASTニュース記者がチョングッチャンを食べ、味や風味、食感をレポートする。



韓国人ネットユーザー「あまりのにおいに全部は食べられない」



チョングッチャンは納豆と同じ大豆の発酵食品だ。茹でた大豆の表面に菌を付け、短い期間で発酵させる。


このチョングッチャンが注目を集めるきっかけとなったのが、韓国紙「ヘラルド経済」電子版の17年3月9日付け記事「チョングッチャンVS納豆」だ。


これが13日になって、日本のニュースサイト「レコードチャイナ」に日本語翻訳記事として取り上げられ、ツイッターで


「何ぞや?」

「健康に良いのか?」

などの反応が相次いだ。07年公開の映画「HERO」で元SMAP木村拓哉さん演じる主人公・久利生公平が食べたことも影響してか、知名度は比較的高い。


ヘラルド経済の記事によると、納豆とチョングッチャンは「似ているよう違う点が多い」という。たとえば、納豆は納豆菌のみ、チョングッチャンは複数の菌を使って発酵させる。


また、納豆はもっぱら加熱せず食べる一方、チョングッチャンは野菜や肉、香辛料などと煮こむのが一般的。いわゆる「チゲ」スタイルだ。


しかし、「においの強さ」は共通しているらしい。同記事は「(煮込むと)家の中ににおいが充満する」とし、ろうそくを使った消臭テクニックまで紹介している。


また、レコードチャイナの記事は「この前お店でチョングッチャンを頼んだけど、あまりのにおいに全部は食べられなかった」という韓国のネットユーザーの声を紹介している。



納豆の香りのする「味噌」



そんなにすごいにおいなのか——。興味が湧いた記者は、早速入手に向けて動いた。3月14日の昼下がり、東京最大のコリアンタウン・新大久保を訪れた。ディープな現地食材がそろうスーパーの冷蔵棚に、それはあった。180グラム入った1パックの値段は300円ほど。


金色のカラータイで止められているだけの、簡易なビニール包装だ。表のラベルはハングル文字だけで、何が書いてあるか分からない。裏のラベルには、「大豆・精製塩」という日本語の原材料表示があった。納豆と違い、塩気があるらしい。鼻を近づけると、包装越しにほんのり納豆のような独特の匂いがする。


帰社した後、期待に胸を躍らせながら包装を解いた。カラータイを外すと納豆の匂いが一層強くなり、近くにいた編集部員に「何かにおわないですか」と指摘された。体臭と思われたのなら心外だ。


気を取り直し、チョングッチャンの塊を箸で崩してかけらを紙皿に載せる。水分の少ないペーストのようで、糸を引くことはない。見た目、感触ともに、大豆の形がしっかり残った味噌のようだ。


おそるおそる口に持っていく。大豆の風味と発酵食品特有の旨みが強い。おそれていたにおいは、意外にもほんのり香る程度。もちろん「全部食べられない」レベルではなく、ろうそくで消臭する必要もなさそうだ。加熱後の変化や商品による差は不明ながら、納豆よりもマイルドで味噌ほど塩分が強くないため、生でも食べられる。チゲはもちろん、ご飯やお酒のお供としても使えそうだな、と感じた。

J-CASTニュース

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