2週間天気 菜種梅雨に 日曜は九州で滝のような雨 火曜は本州付近で雨風強まり荒天

2024年3月23日(土)15時52分 tenki.jp

菜の花の咲くころの長雨を菜種梅雨といいますが、来週にかけて前線や低気圧の影響で、雨の降る日が多いでしょう。24日(日)は九州や四国で非常に激しい雨や激しい雨が降る所も。26日(火)頃は九州から関東、東北で雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。

24日(日)九州や四国で非常に激しい雨や激しい雨

24日(日)は西日本に前線が延びるでしょう。九州や四国は雨や雷雨で、局地的に滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨が降りそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意が必要です。
中国地方は朝から、近畿や東海は昼頃から次第に雨雲がかかるでしょう。太平洋側ほど本降りの雨になりそうです。関東も夜は南部を中心に雨が降るでしょう。

26日(火)頃は荒れた天気の恐れ

25日(月)は西日本から東日本の南岸沿いに前線が延びる予想です。九州から関東は雨が降り、太平洋側を中心に本降りの雨となるでしょう。26日(火)頃は低気圧が発達しながら西日本から東日本付近を進む予想で、九州から東北にかけて広く雨が降りそうです。雨や風が強まり、荒れた天気となるでしょう。雨量が多くなる恐れもあります。
27日(水)はいったん天気が回復する所が多くなりますが、晴天は続きません。28日(木)は前線が西から近づき、九州から関東で雨が降りだすでしょう。29日(金)は低気圧が北海道付近を進み、低気圧から延びる前線が本州付近を通過する予想です。全国的に雨が降り、前線通過時はザッと雨脚が強まりそうです。30日(土)は晴れて、関東以西ではお花見を楽しめる所が多くなるでしょう。
最高気温は28日(木)頃までは平年並みか低い日もありますが、29日(金)以降は平年より高い日が多くなりそうです。

4月のスタートは広く晴れ 春本番の暖かさの日が多い

4月3日(水)頃にかけては晴れる所が多くなるでしょう。4月のスタートは広く晴れそうです。ただ、4日(木)は九州から東海で雨が降りだし、5日(金)は雨エリアが関東や北陸まで広がるでしょう。
最高気温は平年より高くなりそうです。関東から西では20℃前後まで上がる日が多く、日中は上着がいらないくらいの暖かさになるでしょう。

非常に激しい雨とは?

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

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