北海道の1か月予報 気温高め 道内の桜前線スタートか?

2021年3月25日(木)19時47分 tenki.jp

向こう1か月は、南から暖かい空気が流れ込みやすく、平年より高めの気温が続く見込みです。4月下旬になると桜前線が津軽海峡を渡り、道内にも桜の便りが届きそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(3月27日〜4月2日)晴れが長く続かない 春らしい天気

今日(25日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。今後1週間は晴れる日があっても長くは続かず、低気圧や気圧の谷の影響を受けて雨の降る日もあり、春らしい天気となりそうです。明日26日金曜日は、午前中は全般に雲に覆われ、道東を中心に天気の崩れる時間がありますが、午後は広く晴れ間が戻りそうです。27日土曜日は高気圧に覆われ、全道的に晴れる見込みです。ただ、28日日曜日には低気圧からのびる気圧の谷が北海道付近にかかり、道南方面から天気が崩れるでしょう。29日月曜日は前線が通過するため、広い範囲で雨となり、沿岸を中心に風もやや強まりそうです。最新の気象情報に注意が必要です。

2週目以降(4月3日〜9日) 天気はコロコロ変化 気温は高い日も

2週目は高気圧と低気圧が交互に通過し、1週目同様、晴れる日があっても翌日には天気が崩れたりと、天気はコロコロと変化しそうです。この時期になると降るものは全般に雨となるため、折りたたみ傘などを持ち歩いておくとよいでしょう。気温は平年並みか高めで経過する見込みです。岩見沢など平年よりも積雪が多く残る地域でも着実に雪どけが進んでいくでしょう。

3〜4週目(4月10日〜23日)ぽかぽか陽気の日も 道内にも桜

引き続き、数日の周期で天気が変化するでしょう。気温はほぼ平年並みで、最高気温は南西部や内陸を中心に10度以上まで上がる日が増え、ぽかぽか陽気となる日もありそうです。4週目に入ると、桜前線はいよいよ津軽海峡を渡り、道内でも桜の便りが届き始めそうです。

桜開花予想 前回より早まる

今日(25日)、日本気象協会は第7回「桜開花予想」を発表しました。今日(25日)は津や広島で満開になり、福島では平年より半月ほど早い開花となりました。桜前線はついに東北まで北上し、道内でも1か月後には桜の便りが届く見込みです。この先も平年より高めの気温の日が多くなることから、前回、第6回の予想よりも開花予想が早まった所もあります。道内のトップバッター松前は前回予想よりも1日早い4月20日となりました。今年の桜の開花は全般に平年より一週間以上早い予想となっており、函館4月25日、札幌4月26日、室蘭4月28日、帯広4月29日、旭川5月2日、網走5月4日などの見込みです。

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