北海道荒天 暴風に警戒 雪解け一気に進む

2022年3月26日(土)11時47分 tenki.jp

前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進み、北海道付近に接近する見込みです。北海道は夕方以降、太平洋側を中心に広い範囲で雨となり、南よりの風も強まってくるでしょう。予想される風や雨の強まり、防災事項についてお伝えします。

今日(26日)は夕方以降に雨で、風も強まる

発達する低気圧の接近や前線の通過により、太平洋側を中心に北海道内は全域で雨となる見込みです。
予想される雨量は、明日(27日)朝6時までの24時間で日高地方や釧路地方の多い所で80ミリの見込みです。最も雨量が多くなる予想の太平洋側の雨の降り方のピークは今夜となり、1時間に25ミリ前後と強まって降る恐れがあります。また、今夜以降は南または西よりの風が非常に強く吹き、海は大しけとなる見込みです。日本海側南部や太平洋側の地域は、明日昼前にかけて暴風や高波に警戒して下さい。日中の気温は平年よりかなり高くなる所があります。気温の高さに加え、雨が降るため雪解けは一気に進みそうです。積雪の多い地域では、屋根からの落雪やなだれ、河川の増水、低い土地の浸水などに注意が必要です。

天気の回復は明日(27日)

低気圧は明日朝にはオホーツク海に進み、次第に北海道付近から離れるでしょう。そのため、比較的天気の回復は早く、雨は明日明け方までという所が多くなり、午後は晴れる所も多くなるでしょう。風も次第におさまりますが、道北やオホ—ツク海側などではやや強い状態が続く見込みです。

28日以降は割合穏やかな天気に

弱い気圧の谷や寒気の影響を受ける日もありますが、高気圧の張り出しの中となる日が多く、また、全般に気温もやや高く経過する見込みです。割合穏やかですが、融雪に注意が必要な一週間となりそうです。

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