信子さま 愛子さまと笑顔の交流も2人娘とは距離が…宮中晩餐会で際立った「確執の席次」
2025年3月27日(木)16時5分 女性自身
3月25日、ブラジルのルーラ大統領夫妻を招いて皇居・宮殿で開催された宮中晩餐会。天皇皇后両陛下主催の晩餐会は、トランプ米大統領夫妻を招いた’19年5月以来、約6年ぶりのこと。
愛子さまは初めて出席され、会場では隣の席に座られた寛仁親王妃信子さまとにこやかに歓談される様子も注目を集めていた。
「着席したばかりの愛子さまは少し緊張された様子でしたが、信子さまから声をかけられるとにこやかなご表情に。楽しそうに笑い合われる場面もあり、リラックスされた印象でした。初めて臨まれた晩餐会とあって緊張もおありだったでしょうが、信子さまが隣に座られたことで、大きな安心感につながったようにお見受けします」(皇室担当記者)
信子さまは愛犬家としても知られ、愛子さまの勤務先である日本赤十字社の名誉副総裁を務められるなど、愛子さまとは共通点も多い。
’22年1月に開催された歌会始の儀では、愛子さまの成年を祝うお歌を詠まれたことも注目を集めていた。歌会始の儀において、皇族方が他家の子女を題材に歌を詠まれるのは、異例のことだったという。
宮内庁が公表した解説文には《寛仁親王妃信子殿下には、愛子内親王殿下を、ご幼少時より深い敬意と愛情を持って見守ってこられました》として、立派に成長された愛子さまへの熱烈な思いが記されていた。
信子さまにとって、晩餐会での愛子さまとの交流は和やかなひと時だったことだろう。だがそのいっぽうで、実の娘である長女・彬子さまと次女・瑶子さまとの間に生じた深い溝は、埋まらないままだという。
「信子さまは、寬仁さまご存命中から、彬子さまと瑶子さまと絶縁関係が続いています。また、宮家内の差配を担われてきた瑶子さまは、ご研究活動で京都に滞在されることの多い彬子さまに複雑な思いを抱かれていると聞きます。
彬子さまは近年、メディアでの露出が増えていますが、信子さまについて話されることはほぼありません。メディア出演にあたっては、“母の写真や映像はいっさい使わないでほしい”と必ず各社に要望されているそうです。
こうした母娘間の不和は、昨年11月に三笠宮妃百合子さまが薨去された際に、改めて浮き彫りになりました。喪主は彬子さまが務められ、信子さまは葬儀に伴う一連の儀式には出席されず、波紋を呼んでいました」(前出・皇室担当記者)
昨年12月10日号の本誌では、11月15日に弔問に訪れられた信子さまが、玄関で宮務官に労いをお伝えになるのみで、百合子さまのご遺体に対面しないまま帰られる“玄関払い”状態だったと報じている。
冒頭の晩餐会でも信子さまの席次は、彬子さま・瑶子さまとは離れており、隣り合って座られることはなかった。
「両陛下とルーラ大統領夫妻を中心に、皇族方はブラジルの要人とともに、一列のテーブルに横並びで座られました。信子さまの席次は左側のテーブルで、右隣に愛子さまが座られました。しかし瑶子さまとは、ブラジルの要人をひとり挟んだ形での席次だったのです。また、彬子さまの席次は右側のテーブルに配され、彬子さまは佳子さまの右隣に座られていました。信子さまが席の離れた彬子さま・瑶子さまと、会話を交わされたご様子は見受けられませんでした。こうした距離感のある席の並びも、ご家庭内の確執が影響しているのかもしれません」(前出・皇室担当記者)
母娘間の溝が埋まる日はやってくるだろうか、果たして——。