<訃報>「おかあさん」との別れ惜しむ ねむの木学園で宮城まり子さんの学園葬

3月27日(金)18時2分 毎日新聞

学園近くの吉行淳之介文学館には多くの人が弔問に訪れた=静岡県掛川市上垂木で2020年3月27日午後3時10分、大谷和佳子撮影

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 日本で初めての肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」を設立し、21日に東京都内の病院で死去した女優の宮城まり子さん(享年93)の学園葬が27日、静岡県掛川市上垂木の同園で営まれた。


 学園の子どもたちと職員のみで営まれ、150人が出席した。教室に設置された祭壇には、40年以上親交があった上皇后さまからの供花も並べられた。宮城さんが好きだったというピンク色のバラを1人1本ずつ献花し、「おかあさん」と親しまれた宮城さんとの別れを惜しんだ。


 学園の望月紀秀教諭(49)は「子どもたちの中には大泣きしている子や、まだ実感が湧かない様子の子もいた。まり子先生に、みんなで今後も頑張っていこうという気持ちを伝えた」と話した。


 27日午後に学園近くの吉行淳之介文学館(同市上垂木)に献花台が設置され、花束を抱えて弔問に訪れる人の姿が見られた。弔問に訪れた浜松市の五條英俊さん(60)は「本当に子どもたちのことを考えていた。おちゃめで、子どもの気持ちを持ったまま年を重ねたような一面もあった。半年ほど前に仕事で園を訪れた時はお元気そうだったのに」と肩を落とした。【大谷和佳子】

毎日新聞

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