女子中生監禁の部屋「声を出せば隣に聞こえた」 なぜ現場周辺では誰も気づかなかったのか?

3月28日(月)16時31分 J-CASTニュース

寺内樺風容疑者が住んでいたとされる東京都中野区東中野のアパート

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約2年前から行方不明だった埼玉県朝霞市の女子中学生が2016年3月27日に保護された事件が大きな注目を集める中、女子生徒が監禁されていたとみられる東京都中野区東中野のアパート周辺は翌28日、大挙した報道陣と捜査関係者で騒然としていた。

一方、「容疑者の住んでいたアパートに何度も訪れ、部屋の中に入ったこともある」という電力会社社員は、J-CASTニュースの取材に、「(女子生徒が)大きな声を出せば隣の部屋や外に必ず聞こえたはず」だと現場の様子を明かした。



閑静な住宅街に立つ3階建てアパートの1階



JR東中野駅西口から約200メートル。16年3月28日に未成年者誘拐の容疑で身柄を確保された寺内樺風容疑者(かぶ、23)が住んでいたのは、人通りの多い山手通りを折れてすぐにある3階建てアパートの1階だ。周辺は一軒家が立ち並ぶ閑静な住宅地で、近くには児童公園もあった。



各紙の報道によると、寺内容疑者がこのアパートに越してきたのは16年2月とされる。それから女子生徒が保護された3月27日まで、2人はこの場所で起居していた。アパートの真向いは工事中で更地となっており、前の通りからは1階のベランダの様子が窺える状態になっていた。



容疑者の住んでいたアパートから十数メートル離れた場所に住む60代の男性は、28日のJ-CASTニュースの取材に、



「(アパート前の通りは)毎日のように歩いていたが、そんな事件があったとは全く気づきませんでした。以前はアパートのすぐ隣に大家の住居があったのですが、つい最近引っ越したばかり。大家さんが近くにいれば、もっと早い段階で事件に気づくことができたかもしれません」


と話した。また、アパートの1階にあるベランダの目の前で、2週間前から工事作業を行っている男性も「違和感を抱くことすらなかった」という。



玄関ドアの薄い普通のワンルーム



さらに、東京都中野区周辺を担当している電力会社の社員は、「容疑者の住んでいたアパートは、検針のため何度も訪れたことがあります」とJ-CASTニュースの取材に明かす。



さらに、「寺内容疑者が引っ越してくる前の話にはなりますが」と前置きした上で、



「ブレーカーを修理する際に、部屋の中に入ったこともあります。ごく普通のワンルームという印象で、とくに防音がしっかりしているような様子はありませんでした。玄関のドアも薄く、(女子生徒が)大きな声を出せば隣の部屋や外に必ず聞こえたはずだと思います」


と部屋の様子を説明。「何か大きな声を出せない理由があったのかもしれません」とも続けた。

J-CASTニュース

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