北海道の1か月 鳥・花・春の使者が続々

2018年3月29日(木)17時34分 tenki.jp

29日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の平均気温は高いでしょう。降水量はほぼ平年並みで、日本海側とオホーツク海側の日照時間もほぼ平年並みとなりますが、太平洋側の日照時間は平年並みか少ない見込みです。

3月31日〜4月6日 なだれ・川の増水注意

31日(土)は全道的に晴れるでしょう。1日(日)は札幌や函館など南西部を中心に雲が広がりやすいですが、天気の大きな崩れはなく、週末は各地で外出のしやすい天気となりそうです。2日(月)以降は数日の周期で天気が変わるでしょう。3日(火)は日本海側で雨の降る所があり、6日(金)〜7日(土)頃は広い範囲で雨で、雪のまじる所もある見込みです。気温は平年より高い日が多いでしょう。北部を中心にまだ積雪の多い地域があります。急速に雪どけが進むため、傾斜地でのなだれや川の増水に注意が必要です。

4月7日〜4月13日  ヒバリがぴーちゅる

高気圧と低気圧が交互に通過するため、数日の周期で晴れたり、天気が崩れたりする見込みです。しかし、気圧の谷の影響を受けやすくなるため、雨や曇りの割合が多くなり、平年に比べると晴れる日が少ない予想です。日差しが少ないのは残念ですが、空気の乾燥が幾分抑えられそうです。気温は平年並みでしょう。北海道では函館と帯広で、すでにヒバリの初鳴が観測されています。他にも観測をしている地域があり、ヒバリの初鳴の平年日は、札幌4月3日、釧路4月4日、室蘭4月7日、網走4月14日。どこからともなく、ヒバリの鳴き声が聞こえてきそうです。

4月14日〜4月27日 北海道にも桜前線上陸?!

高気圧と低気圧が交互に通過するため、天気は数日の周期で変わるでしょう。しかし、気圧の谷が近づく際に湿った空気が流れ込み、太平洋側を中心に雲が広がりやすくなるため、平年に比べると晴れる日が少なそうです。気温は平年より高いでしょう。この陽気に誘われて、北海道にも桜前線が上陸する見込みです。第6回桜の開花予想では、松前は4月25日、函館は4月26日、札幌は4月28日となっており、いよいよお花見の準備開始となりそうです。

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