今年の桜 異例の早さ お花見日和は多い

2018年3月29日(木)12時50分 tenki.jp

冬の寒さと3月の暖かさで、桜の花芽は順調に生長。今年の桜は開花が早く、特に満開は各地で記録的な早さになっています。一方で、意外にも開花から満開までの期間は平年並みかやや短い程度の所が多くなっています。

桜 記録的に早く

今年は、各地で、桜の開花、満開が早くなっています。特に、満開が早く、高知で3月19日に満開。これは全国で過去最も早い満開の便りでした。その後、各地で続々と早いペースで満開となり、東京の満開は24日と過去3番目の早さ、大阪は26日、名古屋は27日、京都は28日と過去最も早い観測となりました。
これは、冬に厳しい寒さとなり、休眠打破(※)が順調に進んだうえ、3月に入ってから気温が平年より高い日が多くなっているため、桜のつぼみが急生長したからです。(※休眠打破とは、前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めることをいいます。)
ただ、開花から満開までの期間が短いわけではありません。上の表の通り、開花から満開までの期間は平年並みかやや短い程度の所が多くなっています。東京も1週間とほぼ平年と同じで、開花や満開の時期は早かったものの、例年通りの期間、桜を楽しめているのです。また、ちょうどお花見の時期に晴天が続き、お花見日和が多くなっているのも今年の特徴です。

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