来期のインフルエンザ予防、承認申請中の「痛くないワクチン」に注目

3月31日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン

インフルエンザワクチンの接種というと注射のイメージですが、噴霧タイプのワクチンが認可申請中だといいます (写真はイメージです) Photo:PIXTA

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インフルエンザの流行はピークを過ぎて、ひと安心。ですが、「検査結果が陰性でも実は陽性のケースもある?」「ゾフルーザが問題になった理由は?」などの“モヤモヤ”をいまだ抱えている人も多いのではないでしょうか。そこで、次のインフルエンザシーズンまでに身につけておきたい“正しい常識”を、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第1室長の渡邉真治さんに聞きました。


1シーズンに2回、

インフルエンザに罹患する人がいる理由


 毎シーズン、人口の約10〜15%が罹患(りかん)するとされているインフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染により発病します。個人差はありますが、一般的に38度以上の高熱や、鼻水、喉の痛み、頭痛や関節痛、倦怠感などの症状を伴う感染症です。まれに、感染しても症状がなく、本人が気付かないこと(不顕性感染)もあります。最も感染者が多いのは14歳以下のお子さんですが、感染が原因となり入院するのは圧倒的に60歳以上の高齢者が多く、死亡するケースもあります。


 インフルエンザウイルスには、ウイルスに感染した人の咳(せき)やくしゃみ、会話などの際、空気中に飛び散った唾液の飛沫を吸い込むこと(飛沫感染)、またウイルスの付着物に触れた指で鼻や口に触れること(接触感染)で感染します。体内に入ったウイルスは、細胞に侵入して増殖を始め、1〜4日の潜伏期間を経て発病し、症状が現れます。発病後3〜7日、長い場合は2週間近く、喉や鼻からウイルスを排出すると言われています。症状が改善したからウイルスを排出していないとも限らないので注意が必要です。


 現在、日本でインフルエンザの診断に多く使用されているのは、ウイルス特有のたんぱく質の有無を検査する「迅速診断キット」です。鼻の中に細長い棒(スワブ)を入れ、ウイルスが増えている粘膜をこすり取って、キットで検査します。検査するタイミングが早すぎたり遅すぎたりすると排出ウイルス量が少なく、結果が陰性になることがあります。


 検査で、「A型ですね」「B型ですね」と言われたことはありませんか? インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型、D型の4つの型(タイプ)があります。人間が感染するのはA型、B型、C型で、例年冬に流行する「季節性インフルエンザ」の原因となるのはA型とB型です。





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