新年度スタート 全国で不安定 関東は桜になごり雪

2019年3月31日(日)19時2分 tenki.jp

関東では東京の満開発表を皮切りに各地で見ごろを迎えた平成最後の桜。色鮮やかな桜が新生活に花を添えようとしていますが、そこへ列島に南下してきた真冬並みの寒気。新年度のスタートは全国的に大気の状態が不安定。局地的にザーザー降りになったり、雷の鳴る恐れも。一方、関東では夜、北部の所々雪が降り、場所によっては桜の花びらに雪がかぶってしまうかもしれません。

ただ今列島に寒気が南下中です

きょう31日は、日中は軒並み平年を下回る気温となりました。その原因は列島に南下している真冬並みの寒気です。新年度のスタートのあす、寒気はまだ日本列島に滞在します。地上で雪となる目安の上空約1500mで-6℃以下の寒気が九州から山陰、北陸から関東にかけて南下。このため、あすは全国的に大気の状態が不安定で、西日本を中心に局地的にカミナリを伴い、雨脚の強まる恐れがあります。急な強い雨や落雷、突風などにご注意下さい。

この寒気の影響で関東の桜に“なごり雪"

この寒気の影響が桜の見ごろを迎えた関東にも出てくる見通しです。関東では夕方以降、広い範囲で天気が崩れ、夜は群馬県や栃木県では雪に変わる予想です。山間部だけでなく、平野部でも湿った雪になり、桜の花びらが雪をかぶってしまうかもしれません。

今週前半は“寒の戻り" 後半は

白石気象予報士が書かれた記事「週間予報 週中頃まで強い寒の戻り」にもあるように今週は前半ほど上空の寒気の影響を受けます。そのため、今週前半は3月上旬から中旬並みの寒さ、場所によってはあす1日は2月下旬並みの所がありそうです。
後半になると寒気は退いて、南から暖かい空気に包まれます。強い風を吹かせて花を散らしてしまうほどの低気圧が列島に接近することはなく、次の週末も都心ではギリギリお花見が楽しめるのではないでしょうか。

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