いよいよ新元号発表 今日も「総理大臣の行くところ、どこにでもついて回る」のは誰か?

4月1日(月)6時0分 文春オンライン


 池上彰さんの連載「WEB悪魔の辞典」では、政治や時事問題に関する用語を池上さん流の鋭い風刺を交えて解説します!



【総理番・そうりばん】


 総理大臣の行くところ、どこにでもついて回る「金魚のフン」のようなもの。


【池上さんの解説】


 総理大臣が総理官邸に入って行くときに、「総理!」と呼びかける記者がいます。あるいは総理大臣にマイクを突き出して質問する記者がいますね。彼らが「総理番」。政治部に配属されたばかりの若い記者が担当します。


 なにせ総理大臣は激務。早朝から深夜まで会議に出たり、人に会ったりと大忙し。それをチェックしなければいけないので、若手記者でないと務まらないのです。



2月28日、トランプ大統領との電話会談を終え、記者団の取材に応じる安倍晋三首相 ©時事通信社


 新聞には前日の総理の一日が出ています。その新聞社の総理番が逐一メモした内容が掲載されているのです。


 総理官邸の入り口の横に総理番の記者たちが待機する部屋があります。通称「番小屋」。総理官邸に誰か入ってくると、それをメモして会社に報告します。入ってきた人物が見知らぬ人だと「あなたは誰ですか?」と失礼な質問をすることもあります。




(池上 彰)

文春オンライン

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