関西など西日本で鮮やかなハロ 天気下り坂のサイン

2024年4月2日(火)11時30分 ウェザーニュース

2024/04/02 11:17 ウェザーニュース

今日4月2日(火)、関西など西日本や東海の上空に鮮やかな虹色の環が現れました。「ハロ」や「日暈」と呼ばれる現象で、明日3日(水)にかけての天気の崩れを示唆しています。

午後は次第に雲が厚みを増す

中国・四国から近畿、東海にかけて、太陽の周りに鮮やかな虹色の環、ハロが見えている所が多くなっています。
「ハロ」は上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているとき、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
ハロを創り出している薄雲は西から近づく前線の影響で広がっているものです。この後は次第に雲が厚みを増して天気が下り坂に向かいます。中国四国の早い所は今夜遅くに雨が降り出し、関西でも明日3日(水)の未明から雨となる見込みです。今日のハロは天気の下り坂を示唆しています。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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