アメリカ北東部は4月の大雪か 気象当局は暴風雪に関する注意報を発表
2024年4月2日（火）17時33分 ウェザーニュース
2024/04/02 18:01 ウェザーニュース
低気圧が発達しながら進む影響で、アメリカ北東部は季節外れの大雪となるおそれがあります。ニューヨークなど東海岸の都市部では一時的に雨が強まる見込みです。
アメリカの東部で低気圧が発達中
アメリカ大陸の東部を低気圧が発達しながら東進しています。
低気圧の北東側では雲が発達していて、オクラホマ州やミズーリ州、イリノイ州などで雨が強まりました。現地のウェザーニューズのスタッフによると、ミズーリ州セントチャールズでは大粒の雹が降って道路などが白くなったとのことです。局地的には24時間雨量が100mm前後に達したとみられます。
ニューイングランドで20cm超の大雪を予想
低気圧の北側には冷たい空気が流れ込むため、アメリカ北東部のニューイングランドでは現地時間の4日(木)にかけて季節外れの大雪となるおそれがあります。
内陸部では20cm以上の雪が降る確率が90%以上と高い地域があり、強い雪による視界不良や路面状況の悪化が懸念される状況です。また、湿った雪となるため倒木などによってインフラに影響を与える可能性があります。アメリカの気象当局は該当する地域に暴風雪に関する注意報を発表し、注意を呼びかけています。
また、低気圧や寒冷前線が通過する影響で、ニューヨークを含む東海岸の都市部でも一時的に雨の強まるタイミングがある見込みです。
