ポテチ価格、フリマで一袋500円 販売休止で一気にプレミア化

4月11日(火)15時0分 J-CASTニュース

特に「プレミア化」が際立つピザポテト(カルビー)

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2016年夏の台風被害による北海道産のジャガイモ不足で、大手菓子メーカーが一部ポテトチップス商品の販売休止を決めた影響により、オークションサイトなどでは一部休売商品の価格が「高騰」している。

とくに「プレミア化」が進んでいるのが、全サイズが販売休止となるカルビーの人気商品「ピザポテト」だ。通常一袋(63グラム)あたり130〜140円で販売されている商品だが、フリマアプリ「メルカリ」では一袋500円以上での出品が数多く見つかる。



通常価格の3〜4倍に



「当初は外国産のジャガイモを輸入して生産を継続する予定でしたが、こちらが求める品質に見合うものがなく、人気の高い定番商品に注力して製造する措置を取りました」


17年4月中旬から計33商品を販売終了・休止するカルビーの広報担当者は4月11日、J-CASTニュースの取材にこう話した。休売とした商品については「販売はいずれ再開する予定だが、時期は未定」とした。



また、カルビーに先駆けて3月25日から販売縮小の措置を取った湖池屋の広報担当者は取材に対し、



「昨年の8月末頃からジャガイモの収穫に影響が出ることは見込んでいたので、新商品の発売数を減らすなどの調整を続けていました。ですが、やはり原料の状況が思わしくなく、定番商品やご要望の多い商品に絞って生産することを決定しました」


と話す。湖池屋では計16商品が販売終了・休止となっており、「早期の販売再開をめざし、最善を尽くします」と担当者は話していた。



こうしたポテトチップス商品の販売縮小の影響を受け、フリマアプリやオークションサイトでは、「ピザポテト」(カルビー)や「ポテトチップス リッチコンソメ」(湖池屋)などの商品が高額で出品されるケースが続出している。



実際、フリマアプリ「メルカリ」でピザポテトと検索すると、今回の騒動に「便乗」したとみられる出品が200件以上ヒットする。一袋あたりの出品価格は500円程度で、これは通常価格の3〜4倍ほど。出品ページをみると、



「品切れ続出!」

「買い占めが始まって、どんどんなくなりつつあります」

「もう食べられなくなる!!!」


などと品薄感を煽るような文章が並んでいる。なかには、個人で100袋以上のピザポテトを扱う出品者も出ていた。



小売店では「在庫なし」のところも



こうしたオークションサイトなどでの「高額出品」が相次ぐ状況の中、通常の販売サイト上でも一部商品の「品切れ」が出ている。大手通販サイト「Amazon」では、すでにピザポテト全サイズの在庫が全て売り切れ。湖池屋の「リッチコンソメ」も、11日14時時点で「残り二点」となっている。



販売縮小の影響はネット通販だけでなく、実店舗にも及んでいる。都内のスナック菓子専門店の担当者は11日の取材に対し、



「うちの店舗ではもう、ピザポテトの在庫はありません。きのう販売休止が大きく報道された後、商品を求めるお客様が殺到したので。本社の方にも在庫がほとんどないということで、店舗にはもう降りて来ないと思います」


と話す。また、別の都内の専門店の担当者は「お客様からの問い合わせはかなり多いです。うちでは湖池屋の一部ポテトチップス商品の入荷は3月下旬ごろからなく、在庫はもうありません」としていた。



こうした一部商品の「プレミア化」の動きについて、カルビーの広報担当者は、



「市場を混乱させてしまったことについては、深くお詫び申し上げます。従来の価格で取り引きして頂けるよう、切に願うばかりです」


として、「一刻も早く休売商品を再開できるよう尽力します」と意気込んだ。また、湖池屋の広報担当者も、



「ファンの皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っています。販売を続ける商品については、こうしたことが起きないよう全力で取り組んでいきたい」


と話していた。

J-CASTニュース

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