アメリカ南部で300mm超の大雨 今後は東海岸も風雨強まる

2024年4月11日(木)10時30分 ウェザーニュース

2024/04/11 10:30 ウェザーニュース

発達した低気圧がアメリカ南部を通過し、局地的に24時間で300mmを超える大雨となりました。低気圧は北東に進む予想で、今後はニューヨークなどを含む東海岸で風雨が強まる見込みです。

洪水が発生するレベルの大雨

日本時間の9日(火)からアメリカ南部を通過中の低気圧が雨を降らせています。
低気圧の北側には上空5500m付近で−18℃以下の寒気が南下している一方で、南側のメキシコ湾から暖かく湿った空気が流入したことで大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が発達しました。
特にテキサス州東部からルイジアナ州にかけて大雨となり、解析雨量では局地的に24時間で300mmを超えて、洪水の発生した地域があります。

ニューヨークなども雨風強まる可能性

今後は低気圧が北東に進んで、強い雨のエリアが東海岸へと移っていく見込みです。
日本時間の今夜にはフロリダ州やジョージア州などを発達した雨雲が通過し、明日12日(金)はニューヨークやワシントンD.C.などを含む東海岸の広範囲で強雨が予想されます。また、低気圧が発達するため沿岸部を中心に風も強まる見通しです。
アメリカの気象当局は、沿岸部で強い雨や高波による浸水等の可能性があるため該当の地域に注意報を出し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

ウェザーニュース

「雨」をもっと詳しく

「雨」のニュース

「雨」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ