北海道の1か月予報 桜前線 西から東へ駆け抜ける

2022年4月14日(木)16時33分 tenki.jp

向こう1か月の道内は、気温が平年より高めに経過するでしょう。桜の成長を促す気温となり、向こう1か月の間に道内各地で桜が開花する見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(4月16日〜22日) 桜前線 道内にも上陸へ

今日(14日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明後日(16日)から22日にかけては、高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる見込みです。気温は期間を通して平年並みか高めで経過する所が多くなるでしょう。本日(14日)、日本気象協会は「2022年桜開花予想(第9回)」を発表しました。道南の松前町の桜の開花予想は4月21日で、来週、道内に桜前線が上陸する予想となっています。その翌日4月22日には、道南の函館でも桜が開花する予想になっています。

2週目以降(4月23日〜29日) 札幌でも桜は開花から満開に

2週目は高気圧と低気圧が交互に通るようになる見込みです。天気は数日の周期で変わり、気温は期間を通して平年より高く経過するでしょう。高い気温の影響で、札幌の桜の開花は4月23日と、平年より8日早い予想になっています。また、満開の予想は4月25日と一気に満開へと向かうでしょう。この期間中に北海道の西側の地域は、内陸を中心に桜の開花から満開を迎える見込みです。

3〜4週目(4月30日〜5月13日) 桜前線は東へ

3週目、4週目も高気圧と低気圧が交互に通るでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。5月1日には道東の網走で開花し、5月6日には釧路でも開花する予想になっています。桜前線が道内の東端、道東の根室に到達するのは5月12日と、およそ20日間で桜前線は道内を西から東へ通過していく見込みです。

桜が咲く頃 シラカバ花粉に注意

桜の咲く時期に注意が必要なのが、シラカバの花粉です。桜の開花から満開と同時期に、飛散の開始する所が多くなる見込みです。今シーズンのシラカバ花粉の飛ぶ量は、例年に比べて非常に多く、昨シーズンと比べても非常に多い予想になっています。桜が咲き始めたら、花粉症対策も万全に行うようにした方が良いでしょう。

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