アイロン可能な薄型太陽電池=ウエアラブル端末に期待—理研・東レ

4月17日(火)4時11分 時事通信

 理化学研究所と東レなどの共同研究チームは、高い効率と耐熱性を兼ね備えた超薄型有機太陽電池を開発した。約100度のアイロンに耐え、衣服に直接貼り付けるウエアラブル端末(体に着ける情報機器)向け電源などに応用が期待できるという。研究チームは2020年代前半の実用化を目指している。論文は16日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 理研創発物性科学研究センターの福田憲二郎専任研究員らは、薄さ3マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の薄型有機太陽電池に使われる半導体ポリマーを改良。分子構造を見直し、100度の高温でも性能を維持できるようにした。
 光エネルギーを電気に変換する効率は、有機太陽電池としては高い10%を実現。従来の薄型有機太陽電池は加熱すると性能が約2割低下したが、新開発の電池はほとんど劣化しないという。 

[時事通信社]

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