新潟県の米山隆一知事「女性問題です」 涙で辞任示唆 「相手は未成年ではない」

4月17日(火)13時33分 産経新聞

記者会見で涙を見せる米山隆一・新潟県知事=17日、新潟県庁(撮影・荒木孝雄)

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 新潟県の米山隆一知事(50)が17日午後、県庁で臨時の記者会見を開き、「週刊文春」から自身の女性問題について取材を受けたことを明らかにした上で、不適切な女性関係を認めて辞任を示唆した。ただ「まだ結論は出ていない」とし、「1日、2日、整理する時間を与えてほしい」と述べた。

 米山氏は会見で、15日に週刊誌の取材を受けたと説明。女性問題の内容については、進退に関する意思を表明する後日の記者会見で明らかにするとして明らかにしなかった。ただ、取材内容に関しては「ニュアンスの違いはあるが、物理的な事実関係はものすごく違っているわけではない。詳細は意思決定したときの記者会見でお話ししたい。女性問題です」と述べた。

 明確にはしなかったものの、インターネットなどを通じて女性と知り合い、男女関係を持ったことを示唆。知事就任前のほか、就任後も「短い期間に数回ある。相手は全て独身の方。未成年ではない」と説明した。金銭の授受については言葉を濁し、違法性の有無を問われると「自分の中ではそういうつもりではないが、そうであると取られる余地はある」と説明し、涙をみせた。

 知事辞任を考えなければならないほどの内容かとの質問には「考え得ることだ」と述べ、知事辞任の可能性を示唆した。

 米山氏は「自覚が足りず、県民のみなさんに心底申し訳ない」と謝罪。一方で「知事はやりがいがあり、最後までやりたい気持ちがある。信じてもらえるか分からないが、仕事をちゃんとしたい」と未練をみせた。進退については「数日間と思うが、時間を使うことを県民の方に許してほしい」と述べ、今週中には結論を出す考えを示した。

 県政与党の関係者によると、16日夜に米山氏と対応を協議し「潔く辞めてはどうか」と辞任を促した。その際、米山氏は即答せず、気持ちが揺らいでいたようだが「進言を受け入れてくれるよう感じた」という。

 米山氏は、泉田裕彦前知事の任期満了に伴う平成28年10月の知事選に共産、社民両党などの推薦を得て立候補。柏崎刈羽原発の再稼働に慎重だった泉田氏の「路線継承」を掲げ、自民、公明両党推薦の候補らを破って初当選した。

 同原発の6、7号機は昨年12月、原子力規制委員会の安全審査に合格したが、米山氏は東電福島第1原発の事故原因などに関する県独自の検証が終わらない限り、再稼働の議論はしないとの立場を堅持、「検証には2、3年かかる」と慎重な姿勢を取り続けていた。

 米山氏は任期を約2年半残している。辞任した場合、次期知事選は原発再稼働の是非を最大の争点に与野党が激突する構図になりそうだ。公選法の規定で、県選挙管理委員会が辞職の通知を受けてから50日以内に知事選が行われる。

産経新聞

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