関東上空でハロが出現 午後にかけて観測チャンス
2025年4月17日(木)10時25分 ウェザーニュース

2025/04/17 10:27 ウェザーニュース
今日4月17日(木)、関東では太陽の周りに光のリングが現れている所があります。これは、薄雲が広がることによる光学現象のハロです。
「天気下り坂のサイン」と言われることもありますが、今日は天気が崩れる心配はなさそうです。
太陽の光が屈折して出現
ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる現象です。
通常の虹とは違い上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分がリング状に見られます。
午後にかけて薄雲が広がりやすい

関東の上空には湿った空気が流れ込み、薄い雲が広がっています。ハロは天気下り坂のサインと言われることもありますが、今日は大きな天気の崩れにはつながらないとみられます。
これから午後にかけても薄雲も広がりやすい状態が続くため、ハロなどの光学現象が長時間に渡って現れる所もある見込みです。