函館で史上2番目の早さでサクラ開花
2021年4月20日（火）16時2分 tenki.jp
今日(20日)、道南の函館市で昨年より6日早くソメイヨシノが開花し、北海道内でサクラの開花を観測している気象官署の中で最も早い観測となりました。4月20日での開花は、函館で統計を取り始めた1953年(昭和28年)以来、2002年(平成14年)に次ぐ2番目に早い観測となりました。
青森の開花から一週間で函館へ
4月13日には平年より11日早く青森でサクラが開花し、その3日後の4月16日には独自観測を実施している同じ道南の松前町で開花を観測しました。
年末から年始にかけて北海道に到来した寒波から一転、2月以降は気温が上昇し、今年の3月は函館でも月平均気温が4.7度と1873年の統計開始以来1位の記録となるほどの気温となりました。
4月に入っても気温は全般に平年並みか平年より高く経過しており、この暖かさによって花芽は順調に生長し、例年よりかなり早いサクラの開花に至ったと考えられます。サクラの花の美しさは遠目からでも十分楽しめそうです。周りの方との距離を十分取って、北海道の春を満喫してください。
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