関東の上空に「ハロ」が出現 帰宅時間は雨の可能性

2023年4月21日(金)8時40分 ウェザーニュース

2023/04/21 08:40 ウェザーニュース

今日21日(金)は本州の南岸を前線のまとまった雲が通過中。前線の上空の薄雲がかかって関東甲信エリアの上空では「ハロ」が見られています。
「ハロ」は、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見られます。

関東は夕方から夜にかけて雨の可能性

前線の雨雲は伊豆諸島を中心に通過して、関東エリアには雨を降らせることはない見込みです。ただ、関東エリアでは夕方から夜にかけて異なる方向の風の衝突によって雨雲が発生し、雨を降らせる可能性があります。帰り道のために折りたたみ傘があると安心です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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