Me Too女性議員に「セクハラとは縁遠い方々」 批判殺到した自民議員が「お詫び」

4月22日(日)17時31分 J-CASTニュース

長尾氏が投稿したツイート(画像は実際のツイートのスクリーンショット)

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自民党の長尾敬衆院議員(大阪14区)が2018年4月22日、自身のブログに「お詫びと真意」と題した文書を掲載した。

長尾氏は20日、財務省・福田淳一事務次官のセクハラ疑惑に抗議する野党議員たちの集会写真をツイッターに掲載した上で、「こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です」などとコメントしていた。ツイートに対しては批判や疑問の声がいくつも寄せられていた。



「私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」



20日午前、国会内では野党の女性議員が中心となって抗議集会を行った。議員たちは米国発のセクハラ告発運動にならって「#Me Too」と書かれた紙を掲げ、女性議員は黒い服に身を包んで参加した。



すると同日夜、長尾氏はその集会の様子をおさめた写真とともにこんなコメントをツイートしたのだ。



「セクハラはあってはなりません。こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」


この投稿は「写真に写っているような女性議員たちにセクハラなんかしない」と主張しているものと受け止められ、たちまち反論や抗議が相次ぐことになった。



「この発言自体がセクハラになると言う自覚のなさ」

「これはひどい。絶句してしまう」

「すごいな、何が問題になってるか何も分かってないんだな」

「常識のある皆さんは当然『お前らには性的魅力を感じない』という趣旨の発言もセクシャル・ハラスメントになることはご存じですよね」


しかし長尾氏はその後も、



「この方々ヘは、セクハラをしませんと宣言することが、セクハラになる時代なのでしょうか?」

「しないということがセクハラ?まったく理解できません。しません、致しません」


と投稿。また、セクハラ問題の被害者は女性に限ったことではないのだが、「男性がMe Tooと掲げられている事に注目してしまいます。私は、致しません」とも主張した。



「私自身の発言そのものがセクハラにあたるというご指摘」




というように、当初は批判に納得のいかない様子だった長尾氏だったが、2日後の22日朝に自身のブログを更新し、一転して謝罪した。



「4月20日のTwitter投稿」について、はじめに



「たくさんのご意見を拝読し、私自身の発言そのものがセクハラにあたるというご指摘を真摯に受け止め、気分を害された方々に、写真に掲載されている女性議員の皆様に、心からお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」


とお詫び。その上でツイートに込めていた「真意」を次のように説明した。



「審議を拒否される同時刻(編注:野党6党は麻生太郎財務相の辞任などを求め、20日から衆参両院で審議拒否に入っている)、Me Tooと訴える議員諸氏の姿に、憤りを禁じ得ず、『無縁な方々』との表現をしてしまったことを猛省しております」


「財務省等のセクハラ問題は看過できません。同時に、タクシー等でのセクハラ、不倫疑惑、女性議員に対する暴力疑惑なども同様だという怒りがありました。これら行為に目を瞑るということは、『身内のセクハラ問題には無関心』であるということ、これと、複数の男性議員が含まれていましたので『無縁な方々』と関連付けて投稿したというのが真意です」


「しかし、多くのご指摘のとおり、女性議員に対するセクハラ発言ともとれる投稿だということも理解いたしました。あらためて、心からお詫び申し上げます」

J-CASTニュース

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