草津白根山 噴火警戒レベル2継続

2018年4月23日(月)17時12分 tenki.jp

23日も草津白根山の白根山(湯釜付近)では火山性地震が引き続き発生しています。湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。噴火警戒レベルは継続して「2」です。

火山活動の状況

気象庁によると、草津白根山の白根山(湯釜付近)の火山性地震は多い状態が継続しています。湯釜火口付近の傾斜計で観測されていた変化は、23日以降小さくなったものの継続しています。引き続き、白根山(湯釜付近)では火山活動が高まっていると考えられ、今後、湯釜火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。また、本日(23日)の監視カメラによる観測では、湯釜北側の噴気地帯の噴気の状況、湯釜北側の熱異常域に特段の変化は認められませんでした。
本白根山では、21日から23日15時までに火山性地震を1回観測しています。監視カメラによる観測では、本白根山の火口付近の噴気は2月22日を最後に観測されていません。
なお、草津白根山の噴火警戒レベルは23日16時現在も「2(火口周辺規制)」が継続しています。

防災上の警戒事項等

【白根山(湯釜付近)】
湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
【本白根山】
引き続き、本白根山の火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。

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