東海地方 ヒノキ花粉 平野部は終息も 岐阜山間部は多い飛散続く

2023年4月23日(日)15時21分 tenki.jp

愛知県や三重県では、ことしのヒノキ花粉の飛散期はほぼ終了しました。
また、岐阜県の平野部でも25日〜26日の雨の後は少ない飛散となる所が多いでしょう。
一方、岐阜県山間部では、次の雨の後に飛散数はやや減少する見込みですが、それでも多い飛散が続きそうです。

平野部のことしのヒノキ花粉飛散傾向

例年並みかやや早く、3月中旬に飛散を開始したところが多くなりました。
ピークは3月下旬から4月の上旬で、4月の中旬以降は少ない飛散となりました。
現在は愛知県や三重県を中心に、平野部の多くの地域で今年の飛散期が終了したものとみられます。

岐阜県山間部(高山)のことしのヒノキ花粉飛散傾向

高山市では、例年よりやや早く3月下旬に飛散が始まり、3月末からピークに入りました。
その後現在に至るまで、飛散が抑制される雨の日を除いて、非常に多い飛散が続いています。
今月末以降次第に飛散はおさまる見込みですが、しばらくは多い飛散が続くでしょう。

外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけるなどの対策をしましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
まもなく大型連休を迎えます。
住んでいる地域では飛散期が終了していても、まだ多く飛散している地域もあります。
お出かけ先の飛散予想を参考に、花粉対策を行うようにしてください。

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