天気痛予報 今日は広範囲で警戒ランク GWも周期的に変化

2025年4月24日(木)11時0分 ウェザーニュース

2025/04/24 10:38 ウェザーニュース

今日24日(木)は、東北から九州で天気痛予報が警戒ランクとなっています。
今週末26日(土)から始まるゴールデンウィーク前半にかけては周期的にランクが変化し、広範囲で注意ランクとなる日がある予想です。気圧の変化で頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方は体調管理を万全に行ってください。

天気図に表現されない気圧変化も

天気痛・気象病とは、気圧の変化などによって起こる頭痛やめまいなどの身体の不調のことです。
昨日23日(水)は関東周辺を低気圧が通過したことで、気圧の変化が大きくなりました。
今日は低気圧の影響が小さくなったものの、毎日決まった時間に起こる「大気潮汐※」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっており、ウェザーニュースの天気痛予報では、広い範囲で警戒ランクとなっています。

来週前半にかけて低気圧が通過

明日25日(金)も大気潮汐の変動が通常より大きい状態が続く見込みです。気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は警戒が必要です。
その後は来週前半に関東沖を低気圧が通過する予想で、そのタイミングで広範囲で注意ランクとなっており個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。痛みや身体の不調がひどくなる前に早めに対策を行ってください。
※大気潮汐(たいきちょうせき)とは
昼間に太陽光で大気が温められることや日没後に冷やされることなどよって発生する周期的な気圧変化の事を指し、1日2回、気圧のアップダウンを繰り返す半日サイクルの変動の気圧変化となります。
この周期はヒトの生体リズムの周期と一致している可能性があり、天気図レベルの気圧変動と比較すると1/1000レベルの変化となっていますが、天気痛の引き金となります。
この変化は一般的に9時頃と21時頃に高く、3時頃と15時頃に低くなります。低気圧や台風などが存在しない時でも気圧の変動幅は数hPa程度あるようです。


ウェザーニュース

「天気痛」をもっと詳しく

「天気痛」のニュース

「天気痛」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ