万博で砂の展示が縁、鳥取県とヨルダンが「サンド同盟」…調印式で砂交換・共同イベントも検討

2025年4月24日(木)15時48分 読売新聞

砂を交換するズグール政府代表代行(左)と平井知事(大阪市此花区で)

 大阪・関西万博で、ともに砂を展示する関西パビリオンの鳥取県とヨルダン館は23日、「サンド・アライアンス」(砂同盟)を結んだ。SNSなどで「展示内容が似ている」と話題になり、県がヨルダン館に提案し、実現した。

 県ゾーンには、鳥取砂丘の砂10トンが敷き詰められた。ヨルダン館には、人気映画のロケ地として知られる同国南西部の砂漠地帯「ワディ・ラム」の赤い砂22トンが運びこまれている。

 この日、万博会場で砂同盟の調印式が行われ、平井知事とヨルダン館のシファ・ズグール政府代表代行らが出席。協定書に署名した後、互いの砂などを交換しあった。今後、共同でイベントを開くことなども検討されている。

 ズグール氏は「鳥取県とのすばらしい友好関係のスタートに、とても感謝している」と喜んだ。平井知事は「この縁を大切にして交流を推進していけたらうれしい」と話していた。

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