避難所では性暴力やDVが増加 熊本市男女共同参画センターが注意喚起

2016年4月25日(月)19時4分 BIGLOBEニュース編集部

避難所では性暴力やDVが増加 熊本市男女共同参画センターが注意喚起/画像は熊本市男女共同参画センター はあもにいのFacebookより

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熊本市男女共同参画センター「はあもにい」は、避難所では困っている女性や子どもを狙った性暴力やDVが増加する傾向にあるとして、チラシを作成して注意を呼びかけている。


熊本市男女共同参画センターのチラシには、阪神淡路大震災や東日本大震災での性被害として、「更衣室をダンボールで作ったところ上からのぞかれた」、「避難所で成人男性からキスしてと言われた。トイレまでついてくる」、「夜になると男の人が毛布に入ってくる」、「男子が同じ避難所にいる男性にわいせつな行為をされた」などの事例があげられている。


熊本市男女共同参画センターは、女性や子どもに向けて「単独行動はしないようにしましょう」と注意を促し、「性的な嫌がらせやいたずらなど尊厳を傷つける行為も犯罪です」と被害を受けたら相談するよう呼びかけている。周囲に対しても、「見ないふり・知らないふりをせず助け合いましょう」と協力を求めている。相談窓口は、熊本県警察本部レディース110番(096-384-1254)となっている。


避難所では女性や子どもへの性暴力やDVの被害を防ぐための啓発チラシ

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