東海のゴールデンウィーク 前半は行楽日和が続く 後半も晴れるが急な雨に注意
2025年4月25日(金)12時22分 tenki.jp
明日26日から、いよいよゴールデンウィークが始まります。今年のゴールデンウィークは、晴れて行楽日和の日が多くなるでしょう。ただ、一部で、にわか雨があり、急な雨には注意が必要です。前半は、清々しい陽気ですが、後半は暑さが厳しくなりそうです。お出掛けの際は、暑さ対策と紫外線対策を万全にしましょう。
ゴールデンウィーク初日の明日26日 広く晴れ間が戻り行楽日和
今日25日の東海地方は、湿った空気や気圧の谷の影響で、各地で雲が多くなっています。今夜には、気圧の谷が東へ抜けるため、次第に晴れ間が戻る見込みです。
ゴールデンウィーク初日の明日26日は、乾いた空気を持つ高気圧が、西日本から東日本を覆うでしょう。一日を通して、よく晴れそうです。最高気温は20℃を少し超える程度で、湿度も低く、清々しい陽気となるでしょう。絶好のお出掛け日和となりそうです。
27日(日)は、ゆっくり天気は下り坂で、午前中を中心に晴れて、午後は次第に雲が多くなる見込みです。ただ、天気の崩れはなく、行楽日和となるでしょう。土曜よりも、暖かな空気が入るため、気温は上がる見込みです。夏日(最高気温25℃以上)の所が多く、昼間は半袖で過ごせそうです。
28日(月)〜ゴールデンウィーク最終日の5月6日(火)の天気
28日(月)は、前線や低気圧が西から近づき、本州の南の海上を東へ進む見込みです。雲が多く、スッキリしない天気になるでしょう。ただ、まとまった雨雲は南の海上が中心で、広い範囲で天気が崩れることはない見込みです。ただ、局地的なにわか雨の可能性があります。
29日(火)は、前線や低気圧が東の海上へ離れるため、広く晴れ間が戻る見込みです。ただ、静岡県の東部や伊豆では、局地的な気圧の谷となるため、午後は、雨の降る所がありそうです。屋外のレジャーは、空模様の変化に注意してください。
30日(水)〜5月2日(金)は、大体晴れますが、午後は大気の状態が不安定となるため、一部で、にわか雨がありそうです。
3日(土)からゴールデンウィーク最終日の6日(火)にかけても、晴れる所が多いでしょう。傘マークが付いている所は、にわか雨に注意が必要です。
ゴールデンウィーク 前半は「清々しい」・後半は「汗ばむ陽気」
5月に入ると、より暖かな空気が日本付近に流れ込みやすくなる見込みです。ゴールデンウィーク前半は、清々しい陽気の日が多いですが、後半は、汗ばむ陽気の日が多くなるでしょう。車でお出掛けされる方は、エンジンを止めた車内に小さい子供やペットを置き去りにすると、熱中症の危険性が高まり大変危険です。短い時間でも、一緒に行動することを心がけてください。お出掛けの際は、熱中症対策と紫外線対策を万全にしましょう。
あると便利 熱中症対策グッズ
暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)