ゴールデンウィーク あす2日~4日は行楽日和 暑さ対策を 6日~7日は荒天の恐れ
2023年5月1日(月)8時23分 tenki.jp
ゴールデンウィーク期間中、あす2日(火)〜4日(木:みどりの日)は、広く晴れて行楽日和。内陸部では、真夏日に迫る暑さの所も。熱中症対策を。ただ、6日(土)〜7日(日)は前線の通過で、局地的に雨や風が強まる恐れがあるため注意。
あす2日〜4日は暑さ対策を 6日〜7日は再び雨
あす2日(火)は、高気圧に覆われて、全国的に晴れる見込みです。関東では、朝まで所々で雨が降りますが、日中は青空が広がるでしょう。強い日差しが降り注ぐため、日傘や帽子などで、万全の紫外線対策が必要です。
3日(水:憲法記念日)〜4日(木:みどりの日)も、高気圧に覆われるため、北日本や東日本を中心に晴れる見込みです。各地で気温が上がり、関東から西では夏日(最高気温が25℃以上)の所が多く、内陸部では30℃近くまで上がる所もあるでしょう。4日(木:みどりの日)は、北海道や東北、北陸でも、所々で夏日となる予想で、初夏の陽気になりそうです。急な暑さで熱中症にならないよう、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど、対策を心がけましょう。
5日(金:こどもの日)は、湿った空気の影響で雲が広がり、西から天気が下り坂に向かいます。九州から東海では次第に雨が降り出すでしょう。お出かけの際は雨具をお持ちください。
6日(土)〜7日(日)は、前線が日本付近を通過するため、各地とも雨が降るでしょう。前線が通過するタイミングで雨や風が強まりそうです。急な強い雨や落雷、突風にご注意ください。8日(月)は、九州から天気が回復し、四国から東海にかけても、次第に晴れる見込みです。
あると便利 熱中症対策グッズ
3日(水:憲法記念日)と4日(木:みどりの日)は、広く初夏の陽気となり、内陸部では、30℃近くまで上がる所もありそうです。まだ、暑さに慣れていない時期なので、強い日差しと急な暑さで熱中症になることがあります。
屋外のレジャーなど、暑い中、長い時間で屋外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
最新の気象情報をチェック
5日(金:こどもの日)〜7日(日)にかけて、雨の降り出すタイミングや雨や風の強まる時間帯などが変わる可能性があります。お出かけの際は、最新の気象情報をご確認ください。
最新の情報を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。