今日は北海道も夏の体感に オホーツク海側は前日差15℃以上

2023年5月3日(水)9時47分 ウェザーニュース

2023/05/03 09:41 ウェザーニュース

今日3日(水)憲法記念日は全国的に暖かい空気が流れ込み、北海道でも夏のような暑さになります。特にオホーツク海側では、昨日より大幅に気温が上がる見込みです。

西寄りの風でフェーン現象が発生

北海道の上空1500m付近には+6〜9℃という暖かい空気が流れ込んでいます。気圧の谷の通過に伴って一部では雲が広がっているものの、9時現在の気温は旭川で16.7℃、帯広で15.4℃など、すでに15℃を超えているところも多い状況です。
特に気温の高いのがオホーツク海側で、紋別では8時59分に19.2℃を観測しました。今日は中国大陸にある低気圧と日本列島を覆う高気圧の気圧差が大きく、北海道付近では西寄りの風が強まっています。オホーツク海側ではこの風が山越えとなってフェーン現象が発生し、気温が上がりやすくなっています。
昨日は冷たい空気に覆われていたため、昼間は10℃を下回り平年よりも寒くなっていました。今日は7月並みの25℃まで上がる予想で、昨日から15℃以上の気温変化になる予想です。

札幌と東京は同じ気温

3日(水)の天気と気温

全国に目を向けると、北日本の沿岸部を除いたほとんどの地点で20℃を上回ることがわかります。札幌の最高気温は23℃の予想で、東京や大阪、高知と同じくらいになる見込みです。北海道では、この時期としては高い気温といえます。
今朝はまだ少しひんやりと感じられたところが多く、内陸部を中心に一日の気温差も大きくなります。気温変化で体調を崩さないよう、お気をつけください。

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