連休最終日は西日本で強雨 来週は広い範囲で雷雨に注意
2024年5月3日(金)18時0分 ウェザーニュース

2024/05/03 17:52 ウェザーニュース
ゴールデンウィーク最終日の6日(月)は低気圧や前線の影響で次第に雨の範囲が広がり、西日本では強い雨の可能性があります。連休明けはしばらくの間、大気の状態が不安定になるため、局地的な雷雨に注意が必要です。
西日本は強い雨に注意
6日(月)の振替休日は朝鮮半島付近に低気圧が進んできて、そこから伸びる前線が西日本を通過する予想となっています。南からは暖かく湿った空気が強く吹き込んでくるため、前線の周辺では雨雲が発達しやすくなる見込みです。
九州など西日本の早い所では朝から雨が降り、午後にかけては近畿や東海でも雨が降り出す予想となっています。特に寒冷前線が通過するタイミングでは局地的に雷を伴った強い雨の降る可能性があるため、連休を利用してお出かけになる場合は十分に注意が必要です。
また、北海道にも日本海から広がる雨雲がかかってくるため、天気は下り坂に向かいます。
10日(金)頃まで大気の状態が不安定

連休明けの7日(火)は前線が通過する東日本、北日本で雨の降る所が多い予想です。
前線が抜けた後は「寒冷渦」と呼ばれる上空に寒気を伴った低気圧が本州付近をゆっくりと通過していくため、大気の状態が不安定になります。天気がすっきり回復とはいかず、日差しが届いても油断ができません。
局地的に雨雲が発達して、雷雨や雹などのおそれがあります。空の変化に注意が必要な1週間になりそうです。