中国海警船から飛び立ったヘリ、尖閣諸島周辺で領空侵犯…空自戦闘機2機が緊急発進
2025年5月4日(日)0時19分 読売新聞
3日午後0時21分頃、沖縄県の尖閣諸島・南小島周辺の領海に侵入していた中国海警局の船からヘリコプター1機が飛び立ち、同36分頃に戻るまでの間、領空を侵犯した。海上保安庁の巡視船が確認したほか、航空自衛隊が戦闘機2機を緊急発進させた。
中国による領空侵犯は4回目で、うち3回は尖閣諸島周辺で起きている。外務省の船越健裕次官は3日、中国の
防衛省によると、尖閣諸島周辺では当時、日本の民間小型機が飛行していた。同省は、中国ヘリはこの動きに対応するため飛び立った可能性があるとみている。