大気の状態が不安定 午後は関東で急な雷雨や突風、雹(ひょう)などのおそれ

2024年5月8日(水)7時15分 ウェザーニュース

2024/05/08 06:57 ウェザーニュース

今日8日(水)は上空にこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になります。全国の広い範囲で天気急変や雷雨の可能性があるため注意が必要です。
特に関東では帰宅時間帯に霰(あられ)や雹(ひょう)を伴って、激しい雷雨や突風が吹くおそれがあります。

日本海側では朝から雨に

上空5500m付近の寒気予想 8日(水)12時

日本列島には大陸から寒気が近づき、午前中には上空5500m付近で−18℃以下の寒気が北海道や西日本にかかってきます。寒気の中心付近は−24℃以下とこの時期としては強い寒気で、地上との気温差が大きくなることで今日は広範囲で大気の状態が不安定になります。
朝から山陰や近畿北部、北陸では雨雲が発生しています。弱い雨のところが多くなっていますが、局地的にはに発達した雨雲も見られ、やや強い雨が降っているところもあります。
このあと、寒気の南下に伴って雨雲は段々と太平洋側にも広がっていきます。日中は西日本の瀬戸内海側や太平洋側でも急な雨の心配があります。西日本や北陸は一日を通して変わりやすい天気となるため、雨具を持ってお出かけください。

関東も午後は急な雷雨や突風などに注意

午後にかけて、寒気は日本海から本州上空に進んできます。関東では午前中にいったん天気が回復して日差しの届くところがある予想です。
晴れて気温が上がるとその分だけ、地上と上空の気温差が大きくなり、大気の状態が不安定になる見込みです。また、関東は南から吹く風と北から吹く風がぶつかって、雲が発生しやすくなります。これらの影響により、雨雲が急発達しやすい状況となるため、激しい雷雨や突風に注意が必要です。霰(あられ)や雹(ひょう)が降ってもおかしくありません。
帰宅時間と雨の強まる時間帯が重なることも考えられますので、朝に雨が降っていなくても外出の際は雨具を忘れずにお持ちください。

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