「手術放棄」「パワハラ」「セクハラ」東京医科大と“名物ロボット手術女医”の泥沼訴訟

2025年5月11日(日)7時0分 文春オンライン

 日本を代表する名門・東京医科大の産科・婦人科に所属する50代後半の女性医師が、大学と所属科の主任教授を相手取り、「パワーハラスメントを受けた」として1000万円の損害賠償を求めて訴えていたことが「 週刊文春 」の取材で明らかになった。



東京医科大学 ©︎時事通信社


原告は「ロボット手術に長けたエース女医」だが…


 原告のA医師は、


「医師歴30年以上のベテランで、同科が力を入れている子宮筋腫などの婦人科疾患に対する『ロボット支援手術』の名医として有名でした」(医療ジャーナリスト)


 ロボット支援手術の分野で業界をリードする東京医科大の中でも、エースと名高かったA医師。両者の間で一体何があったのか。


「裁判は異例の展開を見せています。訴えられた医科大側が、A医師による耳を疑う“重大な医療事故”やパワハラ、セクハラなど、東京医科大病院で長年起きていた“安全の軽視”を逆に開陳し、泥沼の法廷闘争になっているのです」(司法担当記者)


 医科大が自爆覚悟で主張した、手術室のなかの呆れた様相とは——。


 現在配信中の「 週刊文春 電子版 」では、医科大とA医師との確執、公判資料が物語るA医師が引き起こしたとされる数々のトラブルなどを詳報している。


(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

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