日本海側はフェーン現象で30℃に迫る 午後にかけて全国的に気温上昇

2024年5月11日(土)10時45分 ウェザーニュース

2024/05/11 10:37 ウェザーニュース

今日11日(土)は南から暖かな空気が流れ込み、気温が上がっています。特に日本海側はフェーン現象によって午前中から30℃に迫る暑さです。屋外での活動は熱中症対策が必要になります。

太平洋側も昨日より気温高め

日本列島は本州の東の海上に中心をもつ高気圧に覆われています。高気圧の縁を周る形で南からの風が吹き込んでいるため昨日よりも気温が上昇していて、特に山越えの風となってフェーン現象が発生している日本海側は早くも30℃に迫ってきました。
10時30分までの最高気温は石川県小松市で29.1℃を観測。富山県秋ヶ島(富山空港)で28.0℃、島根県松江市で26.3℃など北陸、山陰で25℃を超えている所が多く、東北北部の太平洋側も気温が高めです。
太平洋側も昨日よりは気温の上昇ペースが早く、東京都心では24.4℃まで上がってきました。

午後は一部で真夏日を予想

午後も晴天の続く所が多く、気温はさらに上がります。西日本から東日本、東北にかけての広い範囲で25℃以上の夏日となり、一部では30℃以上の真夏日になる見込みです。
各地の最高気温は東京都心や大阪市が26℃、金沢市は28℃、長野市は31℃の予想となっています。
まだ暑さに慣れていない時期ですので、屋外で長時間活動する場合は適切な水分補給など熱中症対策を行うようにしてください。

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