油壺マリンパーク閉館、53年の歴史に幕 「建物や設備の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難」

2021年5月12日(水)18時1分 BIGLOBEニュース編集部

京急油壺マリンパーク

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京浜急行電鉄は12日、神奈川県三浦市にある水族館「京急油壺マリンパーク」を9月30日をもって閉館すると発表した。


京急油壺マリンパークは、1968年の京急電鉄創立70周年記念事業として開業。開業当時、東洋一といわれた大回遊水槽をはじめ、イルカやアシカなどによるショーが楽しめる屋内大海洋劇場、魚の生活ぶりや特殊な能力を観察できるよう工夫をこらした展示などで長年親しまれてきた。


閉館理由について京浜急行電鉄は、「建物や設備の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難」と説明。利用者に向けて「開業から53年間、地域の皆さまをはじめ、たくさんのお客さまにご愛顧いただきましたことに、厚く御礼申し上げます」とコメントしている。飼育している動物類については、他の施設と受け入れについて協議中で、閉館後も飼育や施設管理に必要な体制を維持。すべての移譲を完了するまで「責任をもって対応してまいります」としている。

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