「どんだけ性格が悪いんだって思うよね笑」 古市憲寿氏、選択的夫婦別姓&同性婚への反対論をバッサリ
2025年5月12日(月)17時17分 J-CASTニュース
社会学者の古市憲寿氏が2025年5月12日、選択的夫婦別姓や同性婚、ライドシェアなどをめぐる議論についてXで言及した。これらが解禁されても不利益をこうむる人はほとんどいないとし、「長々と議論する意味が本当にわからない」と持論を展開した。
「生き方はみんな自由」
古市氏は12日、選択的夫婦別姓や同性婚、ライドシェアに反対する意見について、「一部の人の思想や利権を守るための政治って何なのかなと思う」と疑問視。一方、社会保障や年金などの「資源分配」に関するテーマが論争になるのは仕方がないとも説明した。続けて次のように指摘した。
「選択的夫婦別姓とか同性婚とか、ライドシェアとかは、それが解禁されたことで、不利益をこうむるひとはほとんどいないよね。そんなイッシューに関して、長々と議論する意味が本当にわからない」
選択的夫婦別姓とか同性婚が日本で認められることで、「幸福度があがるひとはたくさんいるだろう。少なくとも何十万人、何百万人単位でいる」と指摘。一方、これらを認めない意見については次のように辛辣に批判した。
「だけど、それによって耐え難い苦痛を感じるひとはどれだけいるのか。自分の人生に全く関係ないひとの選択肢が増えることで、不幸になるって、どんだけ性格が悪いんだって思うよね笑」
古市氏は、「生き方はみんな自由。誰かの自由に干渉できるのは、自衛のためだけ。近代の自由な社会の大原則」と持論を展開。
ライドシェア解禁についても、「既存のタクシー会社にはダメージだろうが、圧倒的に多くのひとは交通手段の選択肢が増えて便利になる。優秀な運転手さんにとってはもっと稼ぐ手段ができる」とコメント。
最後に、古市氏は「この国に、他人の自由を喜ぶひとが増えて欲しいなあと思う」と述べている。