中国発の人気ゲーム、キービジュアルの模倣騒動を謝罪 「審査プロセスに不備があった」
2025年5月12日(月)16時5分 J-CASTニュース
中国のゲーム会社NetEase Gamesが開発・運営している人気ゲーム「IdentityV 第五人格」の公式Xが2025年5月11日にXを更新し、新シーズンのキービジュアルに寄せられた「模倣」の指摘に対して説明を行った。
「当該画像の作成者が、当社所属のイラストレーター」
問題となったのは、10日に公式Xで公開された「S37真髄2」のキービジュアル。向かって右側に描かれているキャラクターについて、オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」のキャラクターの「イブリン」のポーズなどビジュアルをトレースしているのではという疑惑が一部ネット上に上がっていた。
これを受け、「第五人格」の広報公式Xは11日に「S37・真髄2キービジュアル画像に関するお詫びと対応」とつづったポストを投稿。その中で、「キービジュアル画像に関する模倣の疑いにつきまして、速やかに事実関係の調査を行いました」と報告した。
調査した結果、「当該画像の作成者が、当社所属のイラストレーター(今月中に退職予定)」だったと説明。「審査プロセスに不備があったことで、皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、「該当画像はすでに改訂済みでございます」とし、問題となっていたキャラクターの模倣とされた箇所を修正した新しいキービジュアル画像も公開した。
公式Xは、「今後の対応といたしましては、審査体制の強化および制作物のチェックプロセスの改善を徹底してまいります」とつづっていた。