北陸や東北でハロが見られる 天気下り坂の前兆に

2022年5月12日(木)9時40分 ウェザーニュース

2022/05/12 09:37 ウェザーニュース

今日12日(木)の北陸や東北南部は日差しの届いている所が多くなっています。空の高い所に薄雲が広がって太陽の周囲に光のリング、ハロが現れました。

午後にかけて雲が厚くなる予想

ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分がリング状に現れます。
低気圧や前線が近づいている時、最初に広がるのが創り出すような高い所の薄雲です。ハロが見えた後に雲が厚みを増してくると、天気は下り坂に向かいます。北陸や東北南部では夕方以降、雨の降り出す可能性がありますので、今後の雲の変化に注目です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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