札幌市や神戸市などそっくりな偽サイトが多数見つかる 政府、海外ドメインのURLに注意呼びかけ
2020年5月13日(水)20時1分 BIGLOBEニュース編集部
内閣サイバーセキュリティセンターは13日、自治体などの公的機関や企業等を模倣した海外ドメイン名のWebサイトが多数存在するとして、URLを確認してからアクセスするよう呼びかけた。
自治体では、札幌市や横浜市、名古屋市、神戸市などが、各ホームページになりすましたサイトへの注意喚起を13日までに行っている。内閣サイバーセキュリティセンターによると、偽サイトには本物と見分けがつかないほど酷似したものがあり、サイバー犯罪等に用いられる可能性があるという。
偽サイトが本物と異なるのはURLで、「.tk」などの海外のドメイン名となっている。このため、URLリンクからホームページにアクセスする際はアドレス欄をよく見る必要がある。リンクを開く前にポインタを置いたりブラウザの機能を使うなどして、URLのドメイン名を必ず確認。「普段見慣れない国の末尾文字があるなど不審と思われる場合」には、「安易にアクセスしたり、当該ページの何かをクリックしたり絶対にしないでください」と呼びかけている。
【注意喚起】(1/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年5月13日
海外のドメイン名で、日本の公的機関や企業等を模倣した多数のWebサイトが存在するという情報があり、存在が確認されています。これらの模倣サイトは、本物のサイトとURL以外見分けがつかないものがあり、サイバー犯罪等に用いられる可能性があります。
(続く)
【注意喚起】(2/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年5月13日
URLリンクからホームページに行くなど普段と異なる方法の際は特に、リンクにポインタを置く、ブラウザの機能を使う、アドレス欄をよく見る等により、URLのドメイン名を必ず確認してからにしてください。
(続く)
【注意喚起】(3/3)
— 内閣サイバー(注意・警戒情報) (@nisc_forecast) 2020年5月13日
ドメイン名に普段見慣れない国の末尾文字があるなど不審と思われる場合には、検索等の別の方法で本物のサイトのURLを確認してください。不審な場合には、安易にアクセスしたり、当該ページの何かをクリックしたり絶対にしないでください。