千葉市の路上殺人容疑で逮捕の少年は「継続補導」受けていた…保護者が依頼、翌日も面談の予定
2025年5月13日(火)11時46分 読売新聞
千葉地検に送検される少年を乗せた車両(13日午前、千葉市若葉区の千葉東署で)
千葉市若葉区の路上で11日、高齢女性が刺殺され、中学3年の少年(15)が殺人容疑で逮捕された事件で、少年は問題行動が解消されるまで警察と定期的に面談する「継続補導」を受けていたことが分かった。捜査関係者によると、事件翌日も面談が予定されていた。
千葉県警少年課によると、少年の夜間外出など生活に問題行動があることから、保護者が県警に継続補導を依頼していた。非行防止のためのプログラムでは、親子で少年補導員と複数回面談しており、捜査関係者によると、少年は12日にも千葉東署でプログラムを受ける予定だったという。
少年は11日午後5時5分頃、路上で若葉区桜木北、高橋
捜査関係者によると、高橋さんの背中には、複数の刺し傷があった。身を守る際にできる防御創はなく、抵抗する間もなく背後からいきなり襲われたとみられる。
県警は少年の自宅を捜索し、凶器とみられる刃物を押収している。複数の刃物が見つかっており、県警が事件との関連や入手経路などを調べている。
千葉東署は13日、少年を殺人容疑で千葉地検に送検した。