台風1号が非常に強い勢力に フィリピン・サマール島に上陸
2020年5月14日(木)16時0分 ウェザーニュース
2020/05/14 16:04 ウェザーニュース
14日(木)15時現在、台風1号(ヴォンフォン)は非常に強い勢力に発達し、フィリピンのサマール島に上陸しました。
今後は北よりに進路を変えて、ルソン島を通過した後、熱帯低気圧に変わりながら、南西諸島に近づく見込みです。
▼台風1号 5月14日(木)15時
存在地域 フィリピン
大きさ階級 //
強さ階級 非常に強い
移動 西 15 km/h
中心気圧 965 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
週明けは沖縄から本州の南の海上を東進
世界各国のコンピューターシミュレーションの結果では、週明け以降、沖縄の南から本州の南の海上へと進むものが多くなっています。
台風としての勢力は弱まっているものの、周辺の湿った空気が日本付近まで北上してきます。来週は低気圧や前線の接近が予想され、雨の強まる可能性があるため、今後の情報に注意が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風1号の名前「ヴォンフォン(黄蜂/Vongfong)」はマカオが提案した名称で、「すずめ蜂」を意味します。
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構