九州で24時間雨量が300mmに 河川増水や土砂災害に警戒
2020年5月16日(土)11時45分 ウェザーニュース
2020/05/16 11:52 ウェザーニュース
発達した雨雲が熊本県南部から鹿児島県、宮崎県を次々に通過し、局地的に激しい雨を降らせています。増水している川もあり、警戒が必要です。
今日の午前中、熊本県内に激しい雨を降らせた活発な雨雲が南下し、鹿児島県や宮崎県で再び強まってきました。11時30分までの1時間の雨量は、鹿児島県川内で33.0mm、熊本県上で21.0mm、宮崎県都農で20.5mmを観測しています。
九州南部から東シナ海にかけて活発な雨雲のラインが形成され、ゆっくりと南下しながら1時間に50mmを超えるような激しい雨を降らせるおそれがあります。熊本県内では避難判断水位を超えている河川があり、土砂災害警戒情報が発表中です。
宮崎県内で24時間雨量が300mmを超える
24時間の雨量は宮崎県加久藤で300mmに達し、鹿児島県や熊本県の一部でも200mmを超えています。鹿児島県から宮崎県では夕方にかけて断続的に激しい雨の降るおそれがあり、さらに雨量が増加する見込みです。
土砂災害や河川の増水、氾濫、道路冠水などに引き続き警戒をしてください。