東京で太陽柱(サンピラー)が出現 朝焼けに伸びる光の柱

2021年5月16日(日)7時45分 ウェザーニュース

2021/05/16 08:17 ウェザーニュース

東京都江戸川区より(16日(日)4時頃撮影)
今日16日(日)朝は梅雨前線の影響で全国的に雲が多く、雨が降っている所も多くなっています。
そんな中、東京都内では早朝に天に向かって伸びるような光の柱が見られました。これは、太陽柱(サンピラー)と呼ばれる現象です。

太陽柱(サンピラー)とは?

サンピラーの仕組み

サンピラーは日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれます。
空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。
そのため、空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。
今朝の東京など関東南部はさほど冷え込んでいませんが、風が穏やかな状態だったこともあり、太陽柱が見られたようです。
ただ今日の関東は、昼間は雨の時間もある予想となっています。家を出る時に降っていなくても、折りたたみ傘があると安心です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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