日本海側を中心に雷雨に注意 午後は関東など広範囲で風が吹き荒れる

2024年5月16日(木)11時0分 ウェザーニュース

2024/05/16 10:29 ウェザーニュース

今日16日(木)は強い寒気を伴った低気圧の影響で、日本海側を中心に雷雨のおそれがあります。午後は関東など太平洋側を含む広範囲で強い風が吹き荒れ、注意が必要です。

午後は北陸や東北日本海側で雷雨に

上空5500mで−24℃以下の非常に強い寒気を伴った低気圧が日本海を進んでいます。周辺では大気の状態が不安定になって雨雲が発達していて、低気圧から何本かの雨雲の帯が伸びている状況です。
雨雲の帯が通過する際は晴れている空から天気が急変し、いきなり土砂降りになる可能性があります。島根県出雲市・出雲大社の周辺ではゲリラ雷雨のように一気に雨が強まりました。
午後は強い雨のエリアが東に移り、北陸や東北日本海側で雨が降りやすく見込みです。東海や関東甲信の内陸部でも雨雲が発達して、天気が急変する可能性があります。急に土砂降りの雨になったり、雷や雹(ひょう)、突風などを伴うことがありますので注意が必要です。

午後は広範囲で20m/s超の強風に

低気圧が発達しているため、雨だけではなく風も強まります。特に低気圧の南側で風が強く、夕方は山陰から北陸の日本海沿岸で平均20m/s以上の強風となる見込みです。太平洋側でも関東を中心に風が強く吹きます。
沿岸部では瞬間的に20〜25m/sの風が吹くおそれがあるため、飛来物や停電などに注意が必要です。夕方の帰宅時間帯は強風によって鉄道など交通機関に影響が出ることも考えられます。気象情報に加えて運行情報も確認し、移動の際は周辺の状況にも注意をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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