交番勤務中にスマホで対戦ゲーム、警察官8人を懲戒処分…チームを組み休憩室などで同時にプレー
2025年5月17日(土)11時39分 読売新聞
兵庫県警察本部
交番勤務中にスマートフォンでオンラインゲームをしたとして、兵庫県警は16日、県東部の警察署に勤務する男性警部補(38)を減給1か月(10分の1)、21〜30歳の巡査ら男女7人を戒告の懲戒処分にした。8人はオンライン上で集まり、チームを組んで対戦するゲームを同時にプレー。巡回中にゲームをしたこともあったという。
発表では、8人は昨年10〜12月の勤務時間中、交番の休憩室などで私有スマホを使い、同時に対戦型ゲームで遊んだとしている。
ゲームの時間は1回あたり20分程度で、10回プレーした署員もいた。通報があった際などは中断し、業務への支障はなかったという。
昨年11月、県警に匿名の投書があり、発覚。8人とも事実関係を認め、警部補は「部下を巻き込んでしまった」と話しているという。
県警の土山公一監察官室長は「業務管理や職務倫理教養を徹底し、再発防止に努める」としている。